2015年8月13日木曜日

人種問題はデリケート

これから留学する高校生へのアドバイスの続きです。

2.人種問題、差別問題は日本人が思っている以上にデリケート。細心の注意を!

一人の子が書いた英文を添削していて、ぎょっとしました。

"I'd like to make friends with many Americans and other races."

「これ、まずいよ!」
書いた子は、きょとんとしています。

だって、これじゃあ、アメリカ人は「アメリカ人種」という単一の人種で成り立っているように聞こえるよ。もしかしたら、アメリカ人=白人と思っているという風にとられる可能性もあるよ。しかも、あなたは人と話す時に、相手の人種を気にする人なんだ、と受け取られるよ。

ここでようやく、意味がわかったようです。

せめて、後半を"other nationalities"にしよう。
でも、国籍で差別しているようにも聞こえてしまうから、
"I'd like to make many friends." が一番いいかもね。
というところに落ち着きました。
ふう。

4 件のコメント:

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  2. 初めまして、いつもブログを見て、勉強させて頂いております。私自身、英語教諭を目指しており、TESOLにも凄く興味があります。

    本日は、折り入ってメールさせて頂いたのですが、私は、現在、大学の卒業論文を執筆しており、そのテーマがTESOLの日本英語教育への必要性というものなのですが、その中で、実際にTESOLの学位を取得し、教員をされている方のインタビューが必要になります。大変失礼なお願いなのですが、作者さんにぜひ協力し頂きたいです。検討してみて頂けると、幸いです。

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    1. 河合さま
      もう少し詳しくお話をうかがいたいので、メールアドレスをいただけませんか。

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  3. hiyokoさん
    返答ありがとうございます。
    w120122@mail.ryukoku.ac.jpが私のメールアドレスです。よろしくお願い申し上げます。

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